インプラントの仕組み
では、インプラントの仕組みを簡単に紹介します。
インプラント治療では、歯槽骨(顎骨の骨体部と歯を結ぶ骨)に穴をあけ、インプラント(人工歯根)を埋め込みます。ここで使用されるインプラントは、生体との親和性が高いチタンで作られています。チタンは長年の研究により、安全性が高くかつ歯槽骨としっかり結合することが確認されています。
インプラント体(インプラントの骨の中に完全に埋まってしまう部分)が骨の中に完全に固定されている状態をオッセオインテグレーションと呼びますが、このオッセオインテグレーションが起こった後、インプラント上部構造(人工の歯)を取り付けます。
つまり、入れ歯やブリッジが、単に歯の代わりとなるものを歯茎に取り付けたり(噛む力が自分の歯の場合の20~40%程度の能力しか得られません)、失ってしまった歯と隣り合う健康な歯を削りそこにブリッジ(橋)をかけたりする技術であるのに対し、インプラントは、人工歯根を埋め込むことにより、本来の歯に近い見た目と機能を取り戻そうという技術なのです。